〝電撃勇退説〟もささやかれているが、現状では新庄監督本人も含めて全くの白紙だという。
球団人事に携わる関係者の一人が実情をこう話す。

「我々(球団側)は低迷続きだったチームをわずか3年でリーグ優勝争いができる集団に育て上げた功績を踏まえて、新庄監督にすでに続投要請を試みています。
でも、新庄監督本人が熟考しているのです。決して辞めることが前提ではなく、本人自身がこのまま続けるべきか、新たな道に進むのかで悩んでいるようなのです」

新庄監督は以前から監督業について「同じ仕事を長くやりたいとは思わない。長くても…3年ぐらいかな。やりがいがあるなら話は変わるけど」とし
「WBCの(日本代表)監督とかは俺には絶対無理。だって弱いチームを強くするのは楽しいけど、強いチームの監督は何もやることがないしつまらない。
やるならまず最初に(チームを)ぐちゃぐちゃにしてから。まあでも、それ(日本代表監督は)ないだろうけどね」
と笑い飛ばしていたが…。