フランスのディディエ・ミゴー新法相は27日、同意のない性行為はレイプだと法律で定めることを支持すると表明した。

フランス法は、レイプの定義に「暴力、強制、脅迫、不意打ち」という概念を含む一方、「同意」には触れていない。

ミゴー氏はラジオ局フランス・アンテルのインタビューで、フランス法のレイプの定義に「同意」の概念を加え、同意のない性行為はレイプだと法律で定めることを支持するかと問われ、「イエス」と答えた。

女性の権利擁護団体は、レイプの定義に「同意」の概念を加えることで法律を厳格化し、同意のない性行為すべてをレイプと見なすよう求めている。現在、レイプ事件やレイプ未遂事件で有罪判決に至るのはごくわずかだという。

エマニュエル・マクロン大統領も3月、法改正を支持する意向を示した。


https://www.afpbb.com/articles/-/3540929