>9月6日、ガーディアンズとの試合で左腕のマット・ボイドから打った45号はやや内寄りの高めに来たツーシームをきっちりと身体の近くまで引きつけて捉えた。
一見、上がりすぎた打球がセンター方向へ飛んでホームランになるのは大谷がメジャーで目指してきた理想のバッティングだ。
その原点はエンゼルスで出逢ったマイク・トラウトのバッティングにある。大谷の言葉を遡ってみよう。
「トラウト選手、本当に凄いんですよ。見ていたらわかりますよね。
打球も凄いし、僕ができてないことで彼にできちゃってることがいっぱいあり過ぎる。
一番は自分のゾーンをしっかり持っているということです。
もともと打てる範囲が他の選手よりも広いんですけど、それをそれ以上に広げない。無理に追い掛けないんです」

こういうの読むと不毛の思えたエンジェルス時代がまったく無駄ではなかったことがわかって嬉しいよね