【9月13日 AFP】銃の所持と殺人の間には、確実な統計的関連性があるとする研究報告が12日、米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に発表された。

 1981年から30年間にわたり行われた全米50州を対象とした今回の研究では、ある州で銃の所持率が1%上がるごとに、銃器による殺人の発生率が0.9%上昇すると結論付けている。

 シーゲル氏は声明の中で「ニュータウンの小学校での悲劇の後、多くの州が銃器に関連する死亡を防ぐ法律制定を検討している。今回の研究は、銃所持率の高い州では、銃器関連の殺人件数が極端に多いことを今までで最も強力に示すもので、銃の普及率を下げることができる施策があれば、銃による殺人率も下がることを示唆するものだ」と述べている。