米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、「『少年たちの1人』:ショウヘイ・オオタニはその人間性においても、ドジャースのチームメイトたちに感銘を与える」という記事で、大谷の移籍初年度におけるグラウンド外での振る舞いに言及。同僚たちの証言をもとに、スターになっても飾らない人柄を明らかにしている。

 記事ではキケ・ヘルナンデス内野手が「巨大な身体に閉じ込められたガキみたいなんだ」と、大谷の普段の姿を暴露。クリス・テイラー外野手も「彼はおどけたり、遊び心があって、試合を本当に楽しんでいるように見えるよ」と、その少年のような振る舞いを明かしている。

 一方で、「でも同時に、とてつもなく集中しているところも見せるんだ」とテイラーは続け、「それができるのは特別な才能だ」と、よくふざける一方で、すぐに切り替えて野球に取り組む姿勢を称賛。記事は、少年のような性格と競技への類まれなる集中という二面性が大谷の成功の根底にあるものだとつづっている。