総務省は、携帯電話向けの新たな電話番号として、「060」で始まる番号を開放することについて、情報通信行政・郵政行政審議会に諮問した。審議会からの答えを経て、12月中に開放される見込み。

 1999年以降、携帯電話番号は「090」だけだったが、利用される番号が増えるに従い、「080」「070」が開放されてきた。その結果、2億7000万という番号が利用できる状況となったものの、2024年度時点で080と090はすべて指定済み、070の残りは530万番号となっており、今回、060が開放される方針となった。

 10月3日以降、意見の募集が進められ、11月中旬に電気通信番号委員会で検討し、その後、11月末に審議会からの答申を得る。その上で、12月中に公布と同時に060番号が開放されるといった案が示されている。

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