共演のアンガールズ(田中卓志、山根良顕)と「バラエティー番組で格闘家と共演する機会が減った」という話をしていたときのこと。

 ケンコバは「俺、だってNGKの正月興行で、正道会館の空手家に失神させられたからね」と告白し、田中を「ヤバい。話のレベルが急激にあがった」とたじろがせた。

 ケンコバは「うん、ヤバいよ。ヒザ蹴りをみぞおちにやられて、下にウッて崩れ落ちるところに、下からヒザでアゴを蹴り上げられたから」と証言。「俺もその指導した人、許してないけどね。おんのよ一人。有名人で」と暴露した。

 その「有名人」は誰もが一度は見たことがある人物だそうで、その弟子とケンコバは「試合みたい」な絡みをすることに。本番前に「有名人」から「ケンコバさんの格闘技経験、聞いていいですか?」と尋ねられ、「空手と柔道やってましたけど」と返したところ、弟子の耳元で「ナメられるな」とささやいたという。

 ケンコバは「芸人と空手家でこっちは全員負けるつもりでいってんのに、なんかちょっと警戒しててん。で、『やっちまえ』みたいな。あの『やっちまえ』っていう司令を出した男、俺、いまだに許してへん。まあ有名人です、その人。いい人キャラとかでテレビ出てたら、俺ほんま『じゃかわしいわ!!』って言ってるけどな。いい人キャラで出とるから。『このクソが!』って。危ないよ」と吐き捨てていた。