「今の楽天は三木谷浩史オーナーと石井一久球団取締役シニアディレクターがなにごとも2人で決めているようなもので
他の人が口をはさむ余地はないんですが、その三木谷オーナーにとっても田中はやはり特別な存在です。
楽天復帰時は破格の条件を用意し、会見にも同席。引退後も球団OBの象徴的な存在でいてもらいたい思惑もあるから、
来季も契約する方向だし、日米通算200勝も達成してもらって箔をつけたい。

そんな田中に対して今江監督が1軍復帰登板への再テストを課したことに疑問符をつけているところに今度は登録を抹消して実質上の今季終了を決定した。
投球内容や疲労度など総合的に考えて決めた今江監督の判断は妥当なものですが、
田中が抹消された30日の試合前時点で3位ロッテとのゲーム差は3に広げられていた。

10月7日の最終戦までに消化試合が発生する可能性は高かったんです。
三木谷オーナーとしては田中にもう1試合先発させて来季に弾みがつくようなマウンドを与えたかったでしょうから、その抹消も影響したと見られています」


石井も大概やな