A子は約4年前から、中学生の長女と小学校低学年の長男と3人で、安曇野市内のアパートに暮らしていた。被害にあったB君は長女の同級生。以前から、現場となった築28年で間取りが2DK、家賃4万5千円のアパートに、B君が頻繁に出入りする姿が近隣住民らに目撃されていた。

B君がA子の家に繰り返し出入りするうち、2人の関係は、性行為に及ぶ関係になった。A子の親族がA子から聞いたところによると、「A子はB君から『セックスを教えて』『やりたい』などと頼まれて行為に及んだ」という。

また、A子が当時、B君に現金を渡したのは「地元の祭りで使うための小遣いとしてほしいと言ったから」で、「性行為をするための対価として金を渡したのではないと話していた」と明かす。