「週刊文春」編集部 2024/10/09

 日本中に衝撃が走ったジャンポケ斉藤の不同意性交の疑いでの書類送検。7月末から今日まで水面下で何が行われていたのか。そして、斉藤が吉本興業から契約解除された背景にはそれとは別の重大なトラブルがあった……。



▶︎被害女性が「絶対に許さない」示談条件は芸能界引退
▶︎知人社長から100万円借金、恩人芸人は「そんな1000万も…」
▶︎吉本契約解除の真相「水原一平と同じギャンブル依存症」


「はぁ~い!」

 7月30日午前、東京・新宿区内の某所。早くも30℃を超える猛烈な暑さの中、カメラを抱えたロケ隊の目の前で鉄板ギャグを披露するのは人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)。斉藤の傍らには、長身の共演女性が佇み、こちらもカメラに笑顔を向けている。ごくありふれたTV番組のロケ風景。だが、その数時間後、ロケバスという密室で事件は起こった――。



 10月7日午前、衝撃のニュースが全国を駆け巡った。「斉藤メンバー、不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検」といった見出しで、各テレビ局が、一斉に斉藤のスキャンダルを報じたのだ。

「斉藤は、今年7月、東京・新宿区の路上に駐車していたテレビ番組の撮影に使うロケバス内で、共演していた20代半ばの女性タレントに性的暴行を加えるなどした疑いが持たれています」(社会部記者)

 冒頭のシーンは、まさに事件当日の出来事。テレビ番組の企画で、新宿区内でロケの真っ最中だった。