0001それでも動く名無し 警備員[Lv.18]
2024/10/10(木) 01:57:44.40ID:0AViSNAt0石破茂首相は1日の記者会見で「20年代に最低賃金の全国1500円への引き上げを目指す」と述べた。公明は公約で「5年以内の最低賃金1500円達成」を掲げ、立民も「最低賃金1500円以上」とする。働く人の所得を増やし、消費を刺激して経済を強める狙いがある。
ただ、1日から適用が始まった令和6年度の最低賃金(時給)は全国平均で1055円。関西は大阪府が1114円、京都府が1058円だ。全国平均を2020年代(5年以内)に1500円まで上げるには年平均の引き上げ額が、過去最高だった令和6年度の51円を大きく上回る必要がある。専門家は「無理な目標」(第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミスト)と指摘。大阪市で飲食店を経営する男性(42)は「急激な引き上げには対応できない」とこぼす。
とくに関西経済は中小が牽引。中小が多い製造業の大阪府内の事業所数は5年時点で1万8604と全国1位だ。中小で働く人の比率も高く、人件費増が中小の経営の打撃となれば、倒産による失業など、少なからぬ人に悪影響が出かねない。