競艇選手が不正な順位操作の見返りに賄賂を受け取ったとされる贈収賄事件で、28日に名古屋地検特捜部に再逮捕された元競艇選手の西川昌希容疑者(29)と親族の増川遵容疑者(53)。その不正の手段が明らかになった。
西川容疑者はレース直前、持ち込みが禁止されているスマートフォンで、「今日は飛ぶ」などの隠語を使って増川容疑者に着順を伝えていたことが関係者の話で分かった。増川容疑者は、これらの情報をもとに3連勝単式舟券を的中させたが、2019年以降のスマホの記録を消去しておらず、不正発覚のきっかけになったという。

競艇の場合