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仏ルメール財務相、次期政府に早期の財政赤字削減策求める

9日に開催された国民議会(下院)財政委員会の公聴会で、近く退く現政府が確保した165億ユーロ(約2兆6000億円)の信用措置の一部を次期政府で取り消すべきだとルメール氏は述べた。また、24年の現行予算を変更する法案の提出や、支出増加抑制のための地方当局との協議を呼び掛けた。

ルメール氏は「今こそ、明確な思考と勇気が必要とされる時だ。24年の財政赤字5.1%目標は達成できる。27年の3%という目標も達成できるし、達成しなければならない。これは政治的な選択の問題に他ならない」と強調した。