大事なリーグ優勝決定シリーズの初戦を託された千賀だったが、期待を大きく裏切る結果に地元メディアは手厳しい。メッツのあらゆる情報を発信している『MetCast』は日本人右腕の散々な投球内容を列挙したうえで、「コウダイ・センガは今シリーズでも先発にふさわしいだろうか?」とバッサリ。先発起用に”失格”の烙印を押した。

 他にも、ニューヨークに拠点を置くラジオ局『WFAN Sports Radio』は「センガの夜は、ストライクゾーンを見つけるのに苦労し、すぐに終わった。メッツは0-3で3回を終えている」と報告。球数30球のうち、ボール球が21球と制球に苦しんだ千賀に苦言を呈した。

 また、米スポーツメディア『Newsday Sports』のメッツ番記者を務めるティム・ヒーリー氏によると、メッツは第5戦にも千賀を登板させる意向だというが、その判断が覆るかもしれないと示唆している。