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13日深夜、大阪市内の踏切で、警報音が鳴り、遮断機が下りているにも関わらず、複数の鉄道ファンが踏切内にとどまり撮影を続けていた。

騒ぎがあったのは、大阪市淀川区にある阪急電鉄十三駅の踏切。
13日午前1時半頃のことだった。

列車の接近を知らせる警報音が鳴り始めると、数人は撮影をやめ、移動した。

だが、踏切内には何人もの鉄道ファンが残ったままだ。

映像からは、線路の上や持ち込んだ脚立の上から撮影を続けているのが分かる。

その後、駅員が駆けつけると、中にとどまっていた鉄道ファンは慌てて踏切の外へ。

しかし、撮影者によると、鉄道ファンが移動した先は、踏切と踏切の間にある待機スペースだという。

約50人密集でもみ合いに…
その道幅は約3メートルで、遮断機同士の距離は5メートルほど。

この狭いスペースに50人余りが密集する状態となり、先に移動していた鉄道ファンとの間でもみ合いとなったのだ。

専門家によると、彼がここまでしてカメラに収めたかったのが、映像にある黒い車両だという。

鉄道ジャーナリスト・梅原淳氏:
(阪急電鉄の)救援車という事故の時などに現場に駆けつける車両。営業用の線路を走るのが非常に珍しいので人が集まった。