1999年1月9日、工員横田謙二被告は家事手伝いの女性(当時21)を誘い、居酒屋で飲んだ後、東京都足立区の自宅で2万円の小遣いを渡したが、「これっぽっち」などと言われ腹を立て口論となった。騒ぎを近所の住民に知られて仮出所が取り消されたらまずいと思い、横田被告は女性の首に右腕を回して殺害。

13日〜14日ごろにかけて、遺体は運びやすくするために自宅のふろ場で女性の遺体を刃物でバラバラに切断して、それぞれポリ袋に包んだ。15日〜16日ごろにかけて計3回にわたり、自転車で足立区と埼玉県川口市内の荒川左岸にビニール袋に包んだ遺体を捨てた。胴体は見つかっていない。