阿部監督が明かしていたのは肋骨骨折の疑い。吉川は26日のDeNA戦(横浜)で頭部付近を通過した投球を倒れ込みながらよけたが、その際に自分のヒジで肋骨を折ってしまった可能性があるという。
しかし、指揮官によると「検査に行ってないから分からない」と詳細は不明のままで「座薬入れて、上から下から痛み止めを入れて頑張っていた」と苦闘ぶりを打ち明けていた。
ただ、実はそれだけではなかった。その前日の25日には吉川の顔面に異変が起きていた。額に紫色のおできができていたのだ。
一体、何事なのかと聞くと吉川は「帯状疱疹(ほうしん)です。眼球まで痛いです」。
それでもパフォーマンスを下げずに最後は4安打の固め打ちでVを決めた。