>>36
主人公は大人の忠告を尽く無視する、そして妹のフィービーに執着
妹のフィービーが主人公と対比的に描かれてて小学生なのに大人びてる
タイトルの「ライ麦畑でつかまえて」は主人公が歌詞を間違って口ずさんでた
本当は「ライ麦畑で出逢ったら」っていう、背の高い麦畑の中で恋人が逢瀬をする大人な歌、これを妹に指摘される
ラストシーン、主人公が妹をメリーゴーランドに乗せようとすると妹は「私が乗るにはもう大きすぎる」と拒む、至極正論
しかし無理矢理乗せて側のベンチからそれを眺める主人公、雨が降り出して他の客が屋根の下に避難しても主人公はベンチから動かない
主人公の願望はこれとまったく一緒
雨に降られてもメリーゴーランドで遊ぶフィービーを眺めていたい、どんな困難が待ち受けていようと、周囲から何を言われようと俺は子供の世界にいたいんだ、って願望