スーパーで万引した後、追いかけてきた店長を押し倒して重傷を負わせたとして、兵庫県警尼崎北署は17日、強盗致傷の疑いで、同県尼崎市の大学生の男(20)を逮捕した。

 逮捕容疑は10月3日午前10時ごろ、同市南武庫之荘1のスーパーでおにぎりなど8点(1477円相当)を万引した上、店外で呼び止めた店長の男性(54)の腕をつかんで押し倒し、右肘の骨を折る重傷を負わせた疑い。
調べに対し容疑を認め、「万引がばれたと分かり、捕まったらやばいと思ったので押し倒して逃げた」などと話しているという。

 同署によると、店長が店外で「お金払ってないんじゃないですか」と男を呼び止め、事務所に来るように伝えると逃げるそぶりが見え、リュックをつかんだところ、暴行を加えられたという。男は逃走したが、防犯カメラの映像などから浮上した。