「2年間で100人以上の女性を監禁し、レイプした」。
昨年9月から今年にかけ、強姦致傷や強盗容疑などで大阪府警捜査一課に逮捕された
男5人のグループが、こう供述していることが22日、分かった。
強姦容疑で再逮捕されたのは大阪市城東区の無職、浅津忠史容疑者(23)ら5人。

調べだと、中学の同級生だった5人は「強(ごう)やらへんか」などと仲間を集め、
平成11年夏から約2年間、大阪駅周辺の繁華街などで、
10−20代の女性を「車で送ってあげる」とナンパ。5人は女性を車に乗せると、
“送り狼”に豹変し、「殺すぞ」と脅迫、大阪市内のマンションに監禁し、暴行を繰り返していたという。
犯行後、5人は女性を    奈良県山中   に置き去りにしていたほか、
女性のキャッシュカードで現金を引き出すなど悪の限りを尽くしていた。

調べに対し、5人は「車に乗せた段階で、成功したも同然だった。
ほぼ毎日、やっていたので数は覚えていない」とも供述している。