当初は誤用とされていた「的を得た」という表現ですが、最近は論調が変わってきています。その大きなきっかけとなったのが、2013年に出版された『三省堂国語辞典』の第七版でした。第三版にはあった、「的を得る」が誤用であるという記述が削除されたのです。その影響もあって、今では「的を得た」を誤用ではなく、新語としてとらえる有識者も増えてきているようですね。