財務省陰謀論は大きく二種類

●リフレ派界隈…安倍政権のブレーンとしてアベノミクスを推進し、その失敗を財務省に責任転嫁する高橋洋一を中心に森永卓郎など他のリフレ派も加勢。
そもそも安倍政権がリフレ派で固められたこともあり保守系言論家も相乗り急拡大、自民党とくに高市支持者など右派に浸透。
なおかつて話題になった「霞ヶ関埋蔵金」も高橋洋一の主張で広まったという事実。

●和製MMT界隈…リフレ派の影響を受けながらアメリカ起源のMMTを曲解し、ケルトン教授らも書いていない「税は財源ではない」なる造語で念仏を唱える妄想強め界隈。
もともと韓国経済崩壊ネタを売り込んでいた三橋貴明(本名・中村貴司)や
安倍政権の土木系ブレーンだった藤井聡らが中心となり参政党などスピ系右派にも波及、さらにれいわ新選組など左派系の取り込みも強い。
親露派や反ワクなど他の陰謀論の併発も多い。

なお両派の中心人物は高橋が和製MMTを「一緒にするな」と否定し、
三橋も高橋の「アンバランスシート」を批判するなど犬猿の仲である。