>>638
ちょっとだけ詳しく説明するわ
値上げには2種類あって

1、原材料の高騰分だけを上乗せする最小限の値上げ
いわゆるコスト吸収型の値上げ
値上げを極端に嫌がる日本の企業がやってきた値上げがこれ
物価は少しづつ上がってるのに賃上げの実感がないと言う正体がこれ
でもこのタイプの値上げでは労働者の賃上げにほとんど貢献しないよね
賃上げ分が上乗せされてないんだから

2、賃上げ余力を確保できるだけの値上げ
世界の先進国がやってきた値上げがこちら
要するにより踏み込んだ値上げ。もっと大幅な値上げ
労働者の賃金うpに繋げるにはこちらのタイプの値上げが必要
日本の企業はこちらのタイプの値上げをほとんどやってこなかった
だから日本の物価はいまだに低いんだよ
他先進国のランチ代の相場はすでに2000-5000円になってる時代に
日本は今でも800円で食えるでしょ