日本性教育協会(東京都千代田区)は令和5年度の「青少年の性行動全国調査」を3日、発表した。大学生、高校生、中学生の男女別すべてでキスの経験率が平成17年以降4回の調査で減少した一方、自慰の経験率は23年以降3回の調査で増加した。
性交の経験率は高校生の男女で17年調査から半減した。
性に消極的な若者の「草食化」が進んでいる実態が浮かび上がる。
学生の経験率のピークは男子が平成11年で63%、女子が17年で60.1%だった。
高校生は平成17年の男子26.8%、女子30.3%をピークに半減している。
キスと同じく、性交の経験率も高校生では女子が、大学生では男子の方が高かった。
自慰の経験率について、平成29年の前回調査に比べて、中高大生の男女すべてで経験率が上昇した。
中学生女子は約10%、高校生男子は90%弱、高校生女子は20%強とそれぞれ過去最高を更新した。(自慰の経験率に関しては正確な数値は明らかにされていない)
//news.yahoo.co.jp/articles/dad80bf3a48ee35122357d6279bb79596bf947b4