渡辺被告:
「『ちょっと手伝ってくれない?』と声をかけたが『すーちゃん見ているから嫌だ』と言われ、『見ているって言ってもスマホを見ているだけじゃん』と伝えたら不機嫌な顔でそっぽを向かれました」

弁護側:
「その後、渡辺被告はどうしましたか?」

渡辺被告:
「やってられないと思って『離婚して欲しい。いつも俺ばっかり家事をやって家のことを何もしてくれない、離婚してくれ』と伝えました。妻は最初は驚いた様子でしたが『本当に言っているの?不倫して借金を作って私の口座の金を無断で返済に充てたりしたあなたにそれを言う権利も資格もない。これまで一緒にいてくれただけありがたいと思え』と言われました」

弁護側:
「そう言われてどう思った?」

渡辺被告:
「我慢できないと思って、事前に家のクローゼットの中に入れておいた1本のロープを取りに行き、妻の背後に行きました」

この時、傍聴席にいた春香さんの遺族が涙を押し殺しながら鼻をすする音が法廷内に響いた。そして妻殺害時の犯行の一部始終について語った渡辺被告。
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