資本主義の問題点は全て資本家が支払うコストが常に社会的コストを下回る点にある
コストの差額は労働者や環境に転嫁され、しかも資本主義の構造上資本家が支払うコストが全コストに見えてしまうのでコスト転嫁に気づかない
コストの差額が大きいほど資本家は不労所得によって支配力を増大させ、一方でコストを転嫁される労働者は金銭だけでなく労働時間や法的責任といった形態でも拘束が厳しくなり支配に反抗する余裕が失われていくし環境破壊を通して人々の生活が脅かされていく

そのため資本主義の問題点の解決にはコストの差額を法的に小さくしていくことが必要だが、コストの差額がゼロに近づくほど起業や事業継続の動機は薄れていくし資本主義の構造上それは労働の場が無くなっていくことを意味するのでコストの差額をある程度保とうとか大きくしようという動きが常に付きまとうし、
そもそも立法における政治的勢力争いでは資本家が大きな力を持つのでコスト転嫁の法的是正は妨げられる

これが資本主義の問題点や