阪神・大山悠輔内野手(29)、ソフトバンク・甲斐拓也捕手(32)、石川柊太投手(32)のFA3人獲得を目指す巨人。
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 仮に今季年俸2億8000万円でAランクの大山、同2億1000万円でBランクの甲斐をダブルで獲得できた場合、金銭補償もしくは、人的補償プラス金銭補償が必要になる。早くも巨人の「リスト漏れ選手」が話題なのだ。さる球界関係者がこう言った。
「ソフトバンクには元DeNAの嶺井がいるが、甲斐が移籍するなら、もっと経験豊富な捕手が欲しいところ。巨人の阿部監督は今季、捕手の起用法をガラリと変えた。昨年まで不動の正捕手だった大城卓ではなく、岸田をメインに据えて小林との3人を併用。
FA権を持つ大城は残留を決断しただけに、甲斐が加入すれば、捕手陣は“満員状態”。当然、人的補償の『28人のプロテクト枠』から漏れる選手が出てくる。来年6月に36歳になる経験値が一番高い小林は28人には入らないともっぱら。
今季は菅野と組んで15勝3敗の復活劇を後押ししたが、その相棒は来季メジャーへ行ってしまう。巨人ではジリ貧でも強肩は健在だし、捕手としてまだ使えるとみるかもしれません」