第52代横綱北の富士の竹沢勝昭(たけざわ・かつあき)さん=北海道旭川市出身=が、12日午前に治療のため入院していた東京都内の病院で死去した。82歳だった。葬儀は故人の遺志により、20日までに近親者のみで執り行われた。12月18日に八角部屋でお別れの会が開かれる予定となっている。本場所中の中日スポーツコラム『はやわざ御免』は1978年の春場所初日にスタート。95年初場所で一時退いたが、16年初場所で復帰。ご意見番として歯に衣(きぬ)着せぬもの言いは相撲への愛があふれ、時には厳しく、時には自身の起こした過去の不祥事も笑い話にしてファンを楽しませてくれた。