来オフ以降とみられていたメジャー移籍が今オフとなり、米メディアは特集記事を組むなど連日の大騒ぎ。移籍先の最有力候補に挙げられているのが、昨春のWBCでも共闘した大谷や山本が在籍するドジャースだ。ところが、メッツの元GMで現在はスポーツサイト「アスレチック」で記者となっているジム・ボーデン氏は真っ向から異を唱えている。

 20日(日本時間21日)に公開された米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演したボーデン氏は「みんなから聞いた印象では、彼がドジャースと契約するよりも他の球団と契約する可能性の方がずっと高い」と断言。「大谷と山本が説得できるかもしれないが、彼が考えを変えるかもしれない。私が聞いている限りでは、彼がドジャースと契約しない可能性は85%だ」とまで言い切った。

 ボーデン氏はかねてからの人脈を生かして球団幹部らを取材。ドジャースに入団すれば、大谷や山本の存在に埋もれてスポンサー契約を結べる機会が減ることなどを理由にパドレスやレイズ、ブレーブスを候補に挙げている。ただ、「85%」と具体的で高確率の数字にまで踏み込んだのは初めてだ。

 令和の怪物は来季、どこのユニホームを着ることになるのか。最終的に本人が契約書にサインするまで目が離せない。
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