阪神の4番・大山悠輔(29)を退団に追い込んだ「関西特有のノリ」

「大山は茨城県出身で、栃木県の白鴎大学からプロ入り。阪神入団まで関西とは縁がなく、もともと在京志向が強い。加えて、阪神のファンやメディアとも水が合っていませんでした」(球団OB)
最初の洗礼は2016年のドラフトだった。ドラフト会場ではミーハーな虎ファンのため息が漏れ、「史上最悪のドラフト」とまで酷評された。
「本人はとにかく寡黙で真面目な性格。入団当初は人気お笑い芸人・みやぞんに似ていると選手らにイジられていたのですが、そうした関西特有のノリにも馴染めなかった。さらに、トラ番記者から『休みの日は何してるの?』『どこへ食事に出かけるの?』などと、私生活を根掘り葉掘り聞かれるのも大の苦手でした」(同前)
プロ2年目にはインスタグラムを開設したものの、
「試合で活躍を見せられないと、気性の荒い阪神ファンから厳しいコメントが殺到。誹謗中傷を気にしてか、更新を止めてしまった」(同前)