「フロント幹部が佐々木と親しい関係者に電話して情報収集しているだけではない。佐々木のマネジメントをする広告代理店関係者をプッシュする方向だと聞きました。有力視されているドジャースでは大谷翔平(30)の陰に隠れてしまい、スポンサー集めに限界がある。そこへいくとヤンキースに日本人選手はひとりもいないうえ、本拠地のニューヨークはロサンゼルスとは比較にならないビッグマーケット。活躍次第で世界的な企業がスポンサーになる可能性も出てくる。『マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるように頑張る』と公言している本人にとってもヤンキース入りはプラスでしょう。ニューヨークメディアはシビア。働かない高給取りは周囲が気の毒に思うくらい叩かれる半面、年俸が数千万円と格安な佐々木はリスクが少ない。そのうえ結果を出せば、それこそニューヨークにヒーローが誕生したと派手に持ち上げてくれますから」