日本ハムの主力各選手が今オフ、年俸交渉の席で軒並みバブル級の「大幅増」を勝ち取っている。北海道北広島市内の球団事務所で6日に契約交渉を終えた6年目の万波中正外野手(24)が、昨季8000万円から倍増以上となる1億6500万円を勝ち取った。さらに同日は7年目・清宮幸太郎内野手(25)も、4400万円から倍増近い8000万円で契約を更改。その裏側では今季大躍進したチーム成績だけでなく、開業2年目の〝本拠地特需〟も大きく関係していたようだ。

万波、清宮だけではない。この日行われた契約更改では、守護神の田中正義投手(30)が3600万円から倍増の7200万円でサイン。今季33ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した河野竜生投手(26)も5000万円から9000万円にまで大幅アップし、同日はまさに〝バラ色更改ラッシュ〟で主力の面々が一様に満面の笑みを浮かべた。