一昔前はおじさんのイメージが強かったサウナだが、空前のサウナブームで今や若者や女性など幅広い客層にその人気は広がっている。しかし、人が増えればそれだけ問題になりやすいのが「マナー問題」。

実際にサウナ好きの中でも「ドラクエ行為」を問題視する声があるようだ。いったい「ドラクエ行為」とはどのようなものなのだろうか。

●サウナのコンセプトを覆す行為に批判が集中
「サ活」界隈でマナー違反として批判されがちな「ドラクエ行為」は、何もサウナ内でドラクエのゲームをするわけではなく、複数人でぞろぞろと連れ立ってサウナや水風呂に出入りする行為のことを指す。ドラクエ内でパーティが移動する時の様子を彷彿させることから、この名前がついたようだ。

「ドラクエ行為」を嫌がる人の意見には「サウナはそもそも自分のタイミングで出たり入ったりするものだから、皆で合わせるのはおかしい」と、サウナのコンセプトそのものを意識した声がある。確かに、人によってちょうどいい熱さやサウナ室の滞在時間、水風呂に入るタイミングなどは異なるため、周囲と示し合わせて行動するのはナンセンスだと言えるだろう。周りに合わせた結果、のぼせてしまう危険もあるため要注意だ。