>私は時代考証として『光る君へ』を非常に重い皇位継承と宮廷政治のドラマにしたいのに、ほとんどの視聴者は紫式部と道長の恋愛パートを楽しんでいる。
人間の気持ちは1000年の時を経ても同じなんだなあ、と思い至って感動しました。同時に、50年近い研究成果をドラマに注ぎ込んでいる歴史学者として、
こんなに努力をしても喜んでくれる視聴者はあまりいないのだなあという絶望感も味わいましたが。

重厚な宮廷政治のドラマを望む層はそれなりの割合でいる。ただ今回の大河では序盤の恋愛パートでそういった層は離れた
残った層は恋愛パートを支持する層でそこをガッチリ掴んでたから視聴率が一旦落ち着いてからは前半から終盤まで殆ど下がらなかった
これはこれで成功やから今度は重厚よりの歴史ドラマで頑張ればええんちゃう?比較的近年の大河なら風林火山・清盛・鎌倉殿辺り
スペシャル入れるなら坂の上の雲とか