明治の人気菓子「たけのこの里」が、「もはやお菓子の値段じゃない」「子どもが買えない」と話題になっている。
現在、たけのこの里の参考小売価格は265円(税抜)で、かつて89グラムだった内容量も70グラムにまで減っていることから、高級品の様相すら漂い始めている。
1年半前までの価格は200円で、急激に高騰したわけだが、その背景にはチョコレートをめぐる特別な事情があった。
インターネット上に「たけのこの里がもはやお菓子の価格じゃない」と驚く書き込みがあり、これに対し同様に驚く声や、「どのお菓子も今はそのくらい」とほかの菓子も変わらないと諭すような声もある。
この驚きの投稿にはたけのこの里が「税抜き263円、税込み284円」との表示で販売されている写真が添付されている。
スーパーマーケットやディスカウントストアなどでは、これよりも安い価格で販売されているケースもあるが、現在の参考小売価格は265円(税抜、以下同)となっている。
実は今年10月から価格が改定されており、それまでの230円から大きく値上がりした。
発売された1979年からしばらくは150円程度だったが、2000年前後からコロナ明けの2023年までは長らく200円をキープしてきた。
それが2023年6月に215円、2024年6月に230円、同10月に265円と、短期間に大幅な値上げとなった。