11月6日から今月17日まで派遣されていたプエルトリコのウインターリーグでは、メジャー復帰を目指す藤浪晋太郎投手とチームメイトとなり、
投球哲学を学んだことを明かした。
 プエルトリコでは藤浪と同じカロランテに所属して、先発で6試合投げ、3勝2敗、防御率3・38。21回1/3で32奪三振、4四球だった。
MAX153キロの速球を持つが、「ブルペンの隣で投げていて自分のボールがハエの止まるようなボールにしか見えない。
藤浪さんはえげつないミサイルみたいな球を投げている。自分ももっと高いレベルで日本でも活躍していくためには、そういったボールを投げないといけない」と、
最速165キロの藤浪とのレベルの差を痛感させられたという。
 藤浪からは投球マインドも教わった。「速い球をストライクゾーンに投げるというところ。『ストライクゾーンに投げられないと意味ない。
打たれる打たれないは運なんで、仕方がない。ストライクゾーンに投げるのを一番大事にしている』というふうに言っていて、
まずは自分もストライクゾーンに強い球を投げるというのをテーマにしています」と明かした。制球に苦しんできた藤浪だからこそ、重みのある金言だった。

 藤浪はメッツからFAとなり、来季の所属は未定。プエルトリコでの成績はこの日まで、先発で6試合、20・2イニングを投げて、防御率3・05。24奪三振、11四球。
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