―入団の決め手は?

 甲斐「阿部監督ですね。もうそれが間違いなく自分の中でも決める決断の1つかなというふうに思っています」

 ――交渉の際に印象に残った言葉は?

 甲斐「やっぱりグラウンド上ではキャッチャーというのは監督なんだと。それはもう阿部監督も現役の時から原さんにもそういうふうに言われて、阿部監督自身もそう思ってると。そういった役割があり、そういった司令塔としてプレーしてもらいたいと。また背番号10番もそういった思いを受け継いでほしいと。そういった言葉を直接いただいてですね。やっぱり僕からしたら、それは物凄くうれしい言葉でもあり、実際重くのしかかる言葉でもあるなと思いました」