「日本プロ野球(NPB)の福岡ソフトバンクは12月5日、ヤンキースからフリー・エージェントになっていたフアン・ソト外野手の獲得を発表した。15年総額7億6500万ドル(約1147億円)。
米大リーグからFAになった外野手では注目の一人で、来季はホークス打線の中軸になることを期待される。26歳のソトはナショナルズ時代の2020年に首位打者タイトルを獲得。今季は打率.288、41本塁打、109打点でヤンキースのア・リーグ優勝に貢献した」――。

 もしも、日本にメジャーリーグ(MLB)に匹敵するようなプロ野球リーグがあったなら、今頃はそんなニュースが流れていたかもしれない。

 もしも、日本プロ野球(NPB)がMLBに匹敵する経営規模のリーグだったなら、ソト獲得を逃した読売ジャイアンツや阪神タイガースがコービン・バーンズ投手(前オリオールズ)や、
アレックス・ブレグマン内野手(前アストロズ)を狙っているというニュースが飛び交っていたかもしれない。