上沢は昨オフ、日本ハムにポスティングシステムの利用を容認されて米球界に挑戦。
マイナー契約でレイズに入団し、移籍したレッドソックスでメジャー昇格を果たしたが、
救援でわずか2試合の登板にとどまった。シーズン終盤には右ヒジを負傷。不完全燃焼のまま帰国を余儀なくされた。

レッドソックス傘下3Aウースターからフリーエージェント(FA)となり、来季の戦いを見据える中でメジャー再挑戦を断念し、日本球界復帰を決心した。
「1年で帰ってきたことは僕のアメリカでの挑戦を応援していただいた方には、本当に申し訳ないと思います」。
快く送り出してくれた古巣・日本ハムの存在を念頭に、複雑な胸中を打ち明けた。