新安塩田奴隷労働事件(シナンえんでんどれいろうどうじけん)とは、2014年2月6日に発覚した大韓民国・全羅南道新安郡新衣面(朝鮮語版)の島である新衣島(朝鮮語版)の塩田における知的障害者への無賃労働による奴隷・人身売買・搾取事件。
家出人や知的障害者100人以上が、違法な職業斡施業者に誘われて離島の塩田に奴隷として送り込まれて洗脳され、劣悪な環境と周囲の島民ら・現地警察の積極的協力の下で長期間に渡って強制労働をさせられていたこと、約2年後に同じ新安郡内の離島である黒山島に派遣された赴任教師への集団強姦事件(#新安郡離島赴任女性教師集団強姦事件参照)もあり、韓国国内で2つの離島がある「全羅南道新安郡」全体への批判を招いた。