ユリさんが売春行為をはじめたのは2年前。好きなアーティストのライブなどに行く「推し活」のためにお金が必要になり、SNSで「パパ活」を知ったのがきっかけだったという。

ユリさん:
「パパ活」がSNSで流行っていて、ちょっとやってみようかなっていうのが始まりでした、違法という認識がなくてSNS見るとみんなやっているから、私もできるじゃんって。

そして「パパ活」で出会った1人の男性から、意外な提案をされる。

「“立ちんぼ”もして、一緒にやった方が稼げるよ」。
“立ちんぼ”と“パパ活”を同時並行で行う、というのだ。

ユリさんが「立ちんぼ」で客待ちや売春をしている間、男性がSNSで「パパ活」相手を募集するという、いびつな“売春の共同作業”。

対面での「立ちんぼ」と、SNSを併用して相手を募り、稼ぎは折半となっていた。

ユリさんは毎日のように、昼の11時から翌朝の4時まで大久保公園に訪れ、45日間休みなく「立ちんぼ」をし続けていた。

一日に最低でも5人、多いときは10人の男性客の相手をして、1カ月で300万円近く稼いでいた。

ユリさん:
最初は一緒に楽しく稼いでいたという感じだったんですけど、次第に暴力や暴言を吐かれるようになり、稼いだお金は全部取られて、精神的にも体も限界でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bdafef9559bd867c9940bfee7f0d3d554aec08f