事故を起こした格安航空会社(LCC)「済州航空」の職員らが、
匿名コミュニティで「今回の惨事は予想されていた」と書き、波紋を呼んでいる。
オンラインコミュニティなどには、済州航空の整備環境が劣悪で、
以前から機体の欠陥が相次いでいたという証言が寄せられている。

会社員匿名コミュニティ「ブラインド」に今年2月、
「済州航空に乗るな」と投稿した同社職員は「最近は、何かあるたびにエンジンの欠陥だ。
いつ落ちるかわからない。いつ落ちるかわからない」と書き、
「社長一人を間違って迎えたせいで、整備、運航、財務のすべてがめちゃくちゃになった」
と指摘した。

同社の整備士も「整備士は夜間に13〜14時間働く。
食事時間の20分余りを除けば休憩時間そのものがない。
(乗客は)他の航空会社に比べて1.5倍多い仕事量と休息なしに
疲れきって待遇を受けられない人が整備する飛行機に乗るのだ。
いつ大きな事故が起きてもおかしくない」と訴えていた。