タイの首都バンコクの繁華街にあるホテルで29日夜、外国人3人が死亡した火事で、現地の日本大使館によりますと、日本人の男女2人もけがをして病院で手当てを受けているということです。

2人は30代で、意識がないとの情報もあるということで、大使館が確認を急いでいます。

地元当局によりますと、29日夜、多くの外国人観光客が集まるバンコクの繁華街「カオサン通り」のすぐ近くにある6階建てのホテルの1室から火が出ました。

現場で撮影された映像には、ホテルの屋上から黒い煙が立ち上っている様子が写っています。

火はおよそ1時間後にほぼ消し止められましたが、地元当局によりますとこの火事で外国人の男女合わせて3人が死亡したということです。

また地元メディアは、このほか、外国人を含む7人が煙を吸い込んだりけがをしたりして、手当てを受けたと伝えています。

火事が起きたホテルの周辺には、年末年始の休暇を過ごす外国人観光客も多く滞在していて、現場一帯は一時騒然となりました。

地元当局は火事の原因を調べています。

あわせて読みたい