鈴木奈穂子アナウンサーは、NHKホールの審査員席やサブステージなど、各所へ動き回って伝える役どころ。メーンの進行は橋本にかかっていた。歌の準備に微妙な数秒の空きが生じると、あえてゆっくりめに話したり、すかさず楽曲に対する自身の思い入れを挟み込むなど、よどみない流れを作った。
あいみょんの歌唱前にも数秒の間ができたが、心配そうな伊藤、有吉を横目に、しっかり間を取って曲紹介した。

 初めての大役を担った伊藤も、序盤こそ緊張でかむ場面があったが、橋本のスムーズな進行に安心したのか、徐々に言い間違いも減少。
志願のダンス挑戦だった有吉がパフォーマンスに集中できたのも、橋本の安定感が軸にあったのかもしれない。