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 北九州市小倉南区にあるマクドナルドの店内で、中学生の男女が殺傷された事件は師走の日本を騒然とさせた。男子学生(15)に対する殺人未遂容疑で、無職の平原政徳容疑者(ひらばる・まさのり=43=)が逮捕されたのは昨年12月19日のこと。そして、年を跨いだ2025年1月9日、平原容疑者は中島咲彩(さあや=15=)さんへの殺人容疑で再逮捕されたのである。

 事件現場となった「マクドナルド322徳力店」から直線距離で900メートルほど離れた長尾地区の一軒家に、一人で暮らしていた平原容疑者。逮捕直後の取り調べで「その行為をした」と容疑を認めたものの、いまだ凶行に至った動機は明らかになっていない。地元では知られた地主一家に生まれ、“幸せそうな家族”まで手にした男は、なぜ凶悪犯罪に手を染めたのか――。

~中略~

「お父さんは4人の子供を育てるために、奥さんと休みなくガソリンスタンドで働いていて、そのうち、娘さんの一人も手伝うようになった。平原さんとこは皆、真面目で働き者の一家なんよ。お父さんは物凄く優しくて、お世話好きな人。忙しく働く傍ら、地元の子供らに野球を教えたり、自分でもおっちゃんらのソフトボールチームに入るなど、地域活動にも参加していました」(同)