欧米ではトランスジェンダーの人々が
法律上の性別を自身で決定できる権利をさらに認めるため、
手術や医師の診断を求めることをやめ、
完全な自己申告による性別の変更、
いわゆる「セルフID」を認める動きが広がっています。

国際NGO「トランスジェンダー・ヨーロッパ」によると、
現在、ヨーロッパではスペインやフィンランドなど
11の国や地域が、申告のみによる性別変更を認めています。