巨人が査定の見直しを行い「自己犠牲ポイント」のアップを検討していることが12日、分かった。昨年までも項目にはあったが、野手は四死球、進塁打、好走塁、打席での粘りをより評価するシステムに改善。投手も打席に立った際の送りバント、リリーフ投手の連投などが対象になる。阿部慎之助新監督(44)が重視する献身的なプレーの評価を高め、現場とフロント一体となって意識改革する。

シーズン中の査定は担当者が毎試合、各選手の貢献度を数値で記録し、オフの契約更改の年俸に反映される。今回のポイントアップは、野手では四死球での出塁、バントや右打ちなどの進塁打、相手のスキをついて進塁する好走塁、2ストライクと追い込まれてから10球以上投げさせる粘りも対象になり、投手も送りバントなどの進塁打、リリーフ投手の連投、登板機会がない試合のブルペンでの準備が含まれるという。

自己犠牲査定どうするんや選手はもう準備してきてるんやぞ