反政府勢力と政府軍の衝突が続くコンゴ民主共和国(DRC、旧ザイール)の主要都市ゴマで、刑務所の集団脱獄があった。国連は、女性受刑者100人以上がレイプされ、その後に生きたまま焼かれたとしている。
脱獄は1月27日に市内のムンゼンゼ刑務所であり、受刑者数百人が逃げた。

BBCが内容を確認した国連の内部文書によると、脱獄が起きている最中に、女性165〜167人が男性受刑者らから暴行を受けた。受刑者らは刑務所に火を放ち、それらの女性のほとんどは殺されたとされる。

BBCは、この報告文書の正確性を検証できていない。

ゴマの街は大混乱に陥っている。通りには死体が転がっており、一部報道では、民家の上をミサイルが飛んでいるとされる。