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初めよりおしなべての上宮仕うえみやづかへしたまふべき際きわにはあらざりき。おぼえいとやむごとなく、上衆じょうずめかしけれど、わりなくまつはさせたまふあまりに、さるべき御遊びの折々、何事にもゆゑある事のふしぶしには、まづ参まう上のぼらせたまふ