巨人・横川凱投手(24)が韓国サムスン戦で“レジェンド斬り”を果たし、先発ローテ入りへ一歩前進した。4回から2番手で登板し、2回を1安打2奪三振で0封。韓国プロ野球で通算2111安打、338本塁打を誇る5番のカン・ミンホ(姜ミン鎬、39)からは新球チェンジアップで三振を奪い「僕の立場ではアピールが一番なので、とにかく攻める気持ちでいきました」と今季初の対外試合で輝きを放った。

 思い描くゾーンに落とした。5回先頭、123キロの低めチェンジアップで空を切らせた。KBOのスター選手で代表経験も豊富な右の強打者との対決。「知らなかったです(笑)ごめんなさい」と臆することなく腕を振った。4回1死一塁は注文通りの併殺で切り抜け「イメージ通りの球を多く投げられた。初の対外試合にしてはしっかり自分の持ち味を出せた」と胸を張った。